クリスマスの靴下の由来
なぜサンタは靴下にプレゼントを入れるの?
あなたは、こんな質問をされたことはありませんか?
また、そういえばどうしてなんだろう?
って思ったことはありませんか?
古びた靴下の絵をお見せしたのは、今宵あなたにある古いお話をご紹介したかったからなんです。
少しだけお付き合いいただけますか?
1700年前にタイムスリップ
時は今を遡ること1700年前、ローマ帝国の支配下にあったアナトリア半島、今のトルコにニコラウスという司祭がいました。
1700年前というと日本では卑弥呼の時代ですが、何れにしても気が遠くなるほど昔のことですね。
いや、それ以前に世界史なんて (ヾノ・∀・`)ムリムリ というあなた。
分かりますとも、だって僕も世界史は万年赤座布団でしたからね。でも、もしあなたがこの話をお友達や子供たちに話すのであれば、具体的な数字や場所を挟むと信憑性が出るのでちょっと頑張って覚えると良いですよ。
さて、アナトリア半島を古地図で確認するとここ ↓ ↓ ↓です。
半島の下側が地中海で、上は黒海です。
ある日のこと、ニコラウスは、近所に住む3人の娘と暮らす男が生活に困り、娘たちを身売りしなければならなくなったことを知ります。
おお、なんてことでしょう!
お母さんは既に亡くなっており、男手一つで娘たちを大切に育ててきただけに、その無念さを思うと胸が痛みます。
そこで、ニクラウスは街の人々が寝静まった夜に、男の家の窓から金貨をこっそり投げ入れました。
すると、その金貨は暖炉のそばに干してあった靴下にすっぽりと入りました。
翌朝、靴下の中に金貨を発見した男は、長女をお嫁に出してあげることができ、その後も幸せに暮らすことができたそうです。
。。。...。。。
。。。...。。。
名前からお分かりの通り、聖ニコラウスがあなたも知っているサンタクロースのモデルです(厳密には別人物ですが、それはまた別のお話で)。
そして、このお話が世界中に伝わる内に、暖炉のそばに靴下をぶら下げておくと、サンタからプレゼントがもらえるという話に変わっていったというわけなんです。