こんばんは、細野カレンです。
金曜日の夜。少し遅めの夕食を終えて、ひと息ついていらっしゃる頃でしょうか。
週末を前にしたこの時間には、心も少しゆるみ、道具のことをふと思い出すような静けさがありますね。
今夜は、新しく届いた輪針ケースのご紹介です。
デンマークのmuud社による本革製のケース、「Siv(シヴ)」という名前の、小さな道具入れです。
muudの「Siv」は、文庫本ほどの大きさです。
ページをめくるあの感触や、ひざの上にそっと置いたときの静けさを思い出していただけたら、きっと近い印象を抱かれるかもしれません。
形は、正方形。指先で持ち上げたときの、軽やかな四角です。
その小ささに、ふと心が静かになる。
そんな感覚におぼえのある方もいらっしゃるかもしれません。
すべてをひとまとめにするのではなく、必要なものだけをきちんと分けておく。
使うたびに、そこに整っていることが嬉しい。
そんな日常のひとコマを、そっと整えてくれる道具です。
収納できるのは、付け替え輪針の針先とコード、ジョイント、キャップ、目数マーカーなど。
はさみやニードルゲージといった小物も、必要に応じてすっきりと収まります。
たくさんの種類をすべて持ち歩くのではなく、今使うものだけをきれいに選んで整える。
針とコードがそれぞれ納まる仕切りのあるつくりが、使い始めるときの所作まで整えてくれます。
すでに輪針のセットをお持ちの方にも、ご覧いただきたい一品です。
たくさん入るケースは便利ですが、それだけでは整わないこともある。
“必要なものだけを選び、すっと手に取る”という心地よさは、また別の価値として手の中に残ります。
色は、しっとりと深みのあるブラウンと、凛とした佇まいのブラック。
どちらも本革ならではの質感で、使うほどにやわらかく、味わいを重ねていきます。
今夜も、編み物のそばに穏やかな時間がありますように。
あたたかくして、どうぞごゆっくりお過ごしくださいね。